ブレーキちゅーん〜






レースではブレンボのラジアルが定番である。
ではそれはどのようなフィーリングなのだろうか。率直に言えば、タッチが軽くレバーのストロークとブレーキの効きが一定であることだ。

指四本で握力に頼ったブレーキングでは、シビアなコントロールはできない。

ちょこっと触れただけでもタイヤがロックしてしまう、いわゆるカッツブレーキは扱いにくい。

軽い力で握れて、しっかりストロークもあるブレーキがいいのだ!


ここで一つ大事なことは
ブレーキの制動力を強化するのにマスターを大きくしては、ダメないのだ!

マスターを大きくすることはデチューンなのだ!

マスターの突出量を増やすと、少しのストロークでキャリバーのピストンが大きく押し出されカッツンになる上、力も半減してしまうのだ!

だからマスターは小さくする必要がある!

テフロンのメッシュホーを付けたならなおさらだ。純正のゴムホースよりシビアになるためだ。
今回は14πのNSRマスターから12πのXR純正マスターへ変更した。

くわえてディスクも大型化する。
まずタイヤをはずす。
つぎはディスクを交換!ここのボルトは舐めやすいので、ネジロック剤をぬってやろう!

マスターとホースを交換!エア抜きは念入りに!注射器で吸い出してやろう!

アクスルシャフトはグリスだと油膜切れを起こすので、ギヤオイルをまぜたグリスをつくって塗ってやろう!

あとは組み立てて完成!最初すこし走ったら、まし締めで確認してあげよう!